研究課題
基盤研究(C)
rVV接種後4週でN25接種群のみで肝臓HCV蛋白量が減少しており、脾臓内のNS2特異的CTL 数の増加が認められた。またN25接種群では接種後1週で肝臓の索状構造や線維化、steatosisなどの組織学的改善が認められ、血清IFNg, TNFa, IL-6などのcytokineが低下していた。N25接種によりHCV蛋白の減少および慢性肝炎の組織像が著明に改善し、これは抗原特異的CTLの誘導のみならず肝臓内へのマクロファージの浸潤が抑制されTNF-aやIL-6の産生が低下したことに起因していると考えられた。これらの結果はrVV-N25がHCVワクチンとして有用であることが示唆された。
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