研究課題
基盤研究(C)
本研究では、DES留置を行った急性冠症候群に対するremote conditioningの臨床的効果の検討を行った。50例の急性冠症候群に対して、remote conditioning (remotecon)群と対照群に割付を行い、最大2年経過観察を行った。心臓死・非致死的心筋梗塞・不安定狭心症の冠動脈イベントの発症は両群で差は認められなかった 。しかしながら、30例に対して行ったアセチルコリン投与による冠動脈内皮依存性の血管反応は、remotecon群においてより温存される傾向がみられた。Remote conditioningはDES留置後の血管内皮機能改善に有効である可能性が考えられた。
すべて その他
すべて 備考 (1件)
http://www.med.yamanashi.ac.jp/clinical/intern02/