研究課題
基盤研究(C)
ゲノムワイド関連解析研究(GWAS)の情報を用いて,特発性心筋症などの心不全患者を対象に,その心血管事故発症のリスク層別化の可否を検討することが目的であった.172人の心不全患者に対して,GWASのメタ解析で心房細動の感受性遺伝子であった10個の遺伝子多型を解析し,心房細動(AF)の有無とgenotype risk score(GRS,リスクアレル2個,1個,0個保持=2,1,0点,10個の遺伝子多型の累積点数)を検討した.AF群では洞調律群に比べ,GRSが有意に高かった.GRSは心不全患者におけるAF発症のリスク層別化として有用な方法であることが示唆された.
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