研究課題
基盤研究(C)
喫煙者に禁煙補助薬バレニクリンの禁煙治療を実施し、血管内皮依存性血管拡張反応(FMD)の改善を認めた。血管内皮NO産生に関与する可能性のあるThrombospondin-1(TSP1)濃度を、禁煙の前後で測定したが、有意な変化をみとめなかった。同じくNO産生に関連するVEGFと喫煙による血管障害に炎症が関与する観点からIL-6についても検討したが、いずれも禁煙前後で有意な変化を認めなかった。
循環器学