研究課題
基盤研究(C)
不整脈の発生原因には心筋細胞間を構成する介在板異常が関与する。介在板構成蛋白にはadhesion junction (AJ)とgap junction (GJ)があり、両者間は分子間結合や情報伝達を介して調節がおこなわれている。今回の研究では、心不全発現過程、および頻脈負荷により、GJコネキシン43に質的・量的変化が生じること、GJの変化に先行してADの変化が生じ、この変化によりコネキシン43発現が制御されていることが判明した。レニン・アンジオテンシン系は介在板構成蛋白質を制御することにより、介在板の質的・量的変化は抑えられること、その結果、不整脈の発生を抑制することができることがわかった。
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ファーマナビゲーターβ遮断薬編改訂版
ページ: 150-155
Circ J日本循環器学会
ページ: 1-35