研究課題
基盤研究(C)
SIRT1の細胞質から核への移行は不全心における心筋細胞死の進行および置換性の線維化を抑制する。その核移行の機序にはAkt/PI3KによるSer517残基のリン酸化が寄与していることを証明した。さらに、酸化ストレスによりSIRT1と結合が増加する蛋白、減少する蛋白を免疫沈降法、2次元電気泳動法およびmass spectrometryにより同定した。この蛋白-蛋白相互作用の生理的意義は今後検討予定である。次にSIRT1の心不全での効果をin vivoで観察するモデルとして肥満インスリン抵抗性2型糖尿病モデルでの心機能低下の機序を解析し、SIRT1活性化による効果の検討に着手した。
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