研究課題
基盤研究(C)
末梢血単核球移植は、重症下肢虚血に対する血管再生治療として有用であるが、約30%が治療に無反応である。これらの症例では移植細胞のNotch リガンド発現が減弱しており、Notchリガンド・受容体をそれぞれ移植細胞・筋組織で欠損するモデルでも、同様に治療効果が減弱した。治療無反応モデルである糖尿病、高齢マウスでは、虚血状況下でのNotch シグナル増強が障害されており、これにNotchリガンドJagged-1またはDll-4を過剰発現した細胞を移植したところ、前者で治療効果が改善した。Jagged-1によるNotch標的治療は、重症下肢虚血に対する新規治療法となる可能性がある。
すべて 2012 2011 その他
すべて 学会発表 (3件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/cardio