研究課題/領域番号 |
23591102
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山本 浩一 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00528424)
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研究分担者 |
楽木 宏実 大阪大学, 大学院医学系研究科 老年・腎臓内科学, 教授 (20252679)
大石 充 鹿児島大学, 大学院 医歯学総合研究科 心臓血管・高血圧内科学, 教授 (50335345)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 酸化LDL受容体 / アンジオテンシンII受容体 / 細胞内シグナル / 動脈硬化 |
研究概要 |
本研究計画では血管細胞において酸化LDLが惹起する細胞内シグナル活性化にアンジオテンシンII受容体(AT1)が関与するという仮説の基、そのメカニズムの詳細と病態生理学的意義の検討を行った。その結果、酸化LDLによる細胞内シグナルは酸化LDL受容体(LOX-1)とAT1の共存在下でのみ活性化されることが示された。LOX-1とAT1は細胞膜上で複合体を形成しており変異AT1を用いた検討では酸化LDLによる細胞内シグナル活性化はAT1の活性化能に依存することが示された。さらにマウス大動脈リングを用いた検討で酸化LDLによる血管内皮弛緩減弱効果はAT1欠損やAT1拮抗薬で消失していた。
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