研究課題
基盤研究(C)
葉酸レセプターβ(FRβ)は活性化マクロファージ(Mφ)のマーカーとして注目されている。我々は、FRβを発現する活性化Mφが動脈硬化モデルマウスの動脈硬化病変部位に存在することを発見し、抗FRβモノクローナル抗体に緑膿菌毒素を結合させたリコンビナントイムノトキシンを動脈硬化モデルマウスに投与し、活性化Mφのみを選択的に死滅させ、動脈硬化を抑制することを示した。また、抗FRβモノクローナル抗体を用いサンドイッチELISAにてヒト血清可溶性FRβ濃度の測定系を確立し、正常コントロールと比較し大動脈瘤患者では血清FRβ濃度の高い症例を認め、動脈硬化の新しい診断方法として有用である可能性が示唆された。
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J Am Heart Assoc
巻: 1 ページ: e003079
10.1161/JAHA.112.003079
http://www.rdc.kagoshima-u.ac.jp/rdc/search/upload/miyata-med.pdf
http://kuris.cc.kagoshima-u.ac.jp/407594.html
http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~intmed1/