研究課題
基盤研究(C)
メトホルミンは4つの肺癌細胞株すべてに抗腫瘍活性を示すが、作用に長期間を要すること、僅かにG0/G1集積を示すことからcytostaticな抗腫瘍活性が示唆された。In vivoでは既に一定の大きさに達した腫瘍に対しては効果を示さないが、ゲフィチニブで縮小した腫瘍の再増大を著しく抑制することが示された。ゲフィチニブ処理で残存した細胞はCD133およびCD24を強発現する細胞比率が高く、癌幹細胞である可能性を示唆する。メトホルミンはゲフィチニブ処理後の残存細胞に対しても抗腫瘍効果を保っており、メトホルミンの抗腫瘍メカニズム解明が、薬剤耐性を獲得した難治性癌の治療に関連することも期待される。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (6件)
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