研究課題
基盤研究(C)
樹立したペメトレキシド(MTA)耐性肺癌細胞株において、ゲムシタビンやAra-C細胞内活性や代謝関わる因子の発現が変化し、感受性が高めることを示した。MTAの効果予測因子として、ターゲットであるthymidylate synthase (TS)と薬剤排出ポンプABCC11の検討を行った。肺癌細胞株や臨床検体を用いてTSの遺伝子増幅がMTA治療の効果予測マーカーになる可能性を示した。ABCC11は多型による発現の違いに着目し、強制発現株を樹立したところ、高発現株Hela-538G(V5)でMTAやmethotrexateの耐性亢進を認めた。現在臨床肺癌検体での効果との関連について検討中である。
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10.3892/ol.2012.773