研究課題/領域番号 |
23591172
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
森本 泰夫 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 教授 (30258628)
|
研究分担者 |
和泉 弘人 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 准教授 (50289576)
|
連携研究者 |
黒田 悦史 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授 (10299604)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | レゴリス / 気管内注入 / CINC / 肺 / 好中球 |
研究概要 |
地上および月の重力を想定した月の疑似粉じんを作成し、気管内注入試験を行い、月レゴリスの有害性評価を行った。液層沈降法にて空気力学的直径10um(1G相当)と24.5um(1/6G相当)の粒子を分級しラットに1mg、2mgを気管内注入し、肺の炎症を検討した。1G相当粒子では、好中球を中心とした炎症細胞浸潤がCINCの発現を伴い認められたが、経時的に減少した。1/6G相当粒子においても、初期の好中球炎症が経時的に減少し、1Gと同様なパターンであった。以上より、地上と月重力を想定した粒子サイズの差異の炎症パターンが類似していることから、重力による肺炎症には著明な差異は認められないことが示唆された。
|