研究課題
基盤研究(C)
ネフローゼ症候群発症機序の解明、新規治療法開発に向けたバイオマーカー探索、ポドサイト障害発症におけるシナプス様vesicleの役割、シグナル伝達機構の解明を目的として研究を行った。SV2B並びにその関連分子群がポドサイト障害を早期に感知するマーカーとしてだけでなく、予後判定のマーカーとしても有用である所見を観察した。スリット膜刺激により誘導されるポドサイト障害においてp38 MAPKが活性化していること、p38 MAPK阻害薬が蛋白尿を改善すること、ポドサイト傷害初期に見られるスリット膜分子の発現低下を抑制することを観察した。また、単離糸球体を用いた蛋白透過性保持の程度を検出する系を確立した。
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Pharma Medica
巻: (印刷中)
Med Mol Morphol
巻: 45 ページ: 140-151
Am J Physiol Regulatory Integrative Comparative Physiology
巻: 300 ページ: R340-R348
10.1152/ajpregu.00640.2009
http://www.med.niigata-u.ac.jp/nim/welcomej.html