研究課題
基盤研究(C)
メタボリック症候群(MetS)ではRA系亢進など内分泌調節異常の存在が示唆される。MetS関連腎症(腎硬化症、糖尿病性腎症、肥満関連腎症)における内分泌因子の意義を検討した。MetS関連腎症では局所でのアルドステロン(Aldo)シグナル活性化が示唆される。ANP・BNP受容体欠損マウスに高塩食-Aldo負荷を行うと著しい蛋白尿とpodocyte傷害を認め、ARB、p38阻害薬で軽減した。糖尿病・脂質異常症合併モデルでは腎症増悪とともに自然免疫系のMRP8-TLR4系、RA系活性化を認め、TLR4欠損マウスで腎障害の著しい改善を認めた。MetS関連腎症治療におけるこれらの可能性が示唆された。
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