研究課題
基盤研究(C)
自然発症インスリン分泌不全型糖尿病モデルであるAkitaマウス (Akita) とKlotho(KL)過剰発現マウス (KLTG) を交配し実験に用いた。20週齢でのアルブミン尿、腎組織、腎カルパイン活性を比較検討した。Akitaは20週齢で有意なアルブミン尿が出現した。Akita/KLTG群では有意に抑制された。糸球体内PAS陽性面積もAkita/KLTG群ではAkita群に比較し有意に抑制された。KLはカルパイン活性化を抑制し、糖尿病によるアルブミン尿を抑制する。Recombinant分泌型KLが使用可能であれば、糖尿病性腎症治療に対してKL補充療法が有効と考えられる。
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