研究課題
基盤研究(C)
本研究のでは、急性腎障害(AKI)におけるADMAの動態を検討し、ADMA上昇の機序を、さらには上昇したADMAが如何に腎障害に関与するか明らかにするため、以下の検討を行った。(基礎研究)虚血再還流モデルを用いた検討では、ADMAが蓄積し、その上昇が腎微小血管障害を介して、その病態に関与することが明らかとなった。(臨床研究)待機的冠動脈造影を行う55名の患者において、造影剤の使用は明らかにADMAを増加させ、その上昇が検査以降のGFRの低下率に関与する可能性が示唆された。これらの結果より、ADMAが急性腎障害の病態に深く関与し、あらたな予防や治療標的となり得ることが見出された。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (1件)
Kidney Int
巻: 85 ページ: 570-8
Curr Pharm Design
巻: 20 ページ: 2448-55
Diab Vasc Dis Res
巻: 10(5) ページ: 436-41
巻: 81 ページ: 762-8
Life Sci
巻: 24;91(9-10) ページ: 301-5
Metabolism
巻: 61(8) ページ: 1067-72
Biochim Biophys Acta
巻: 1820(5) ページ: 663-71
Am J Nephrol
巻: 33 ページ: 1-6
Nephrology (Carlton)
巻: 16 ページ: 299-303