研究課題
基盤研究(C)
近年神経変性疾患において、凝集性タンパクの細胞間伝播現象が確認され注目を集めている。一方、凝集性タンパクの分泌、取り込み、分解に関わる機構に関しては未だ未知な点が多い。本研究ではパーキンソン病患者脳内に蓄積するαシヌクレイン(aS)の細胞外分泌、吸収に関与する小胞輸送機構の探索を行った。細胞外aSの大部分はエキソソーム小胞に高密度で存在するプリオンとは異なり、細胞外でfreeな形で存在していた。またRab11を介するリサイクリング経路がaSの分泌に関与することを見出した。一方、aSの取り込みに関しては、ダイナミン依存性エンドサイトーシスが重要な役割をもつことを示した.
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