研究課題
基盤研究(C)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)を引き起こす変異SOD1は、不安定で凝集しやすく野性型SOD1とは構造やモノクローナル抗体(mAb)との反応性が異なる。変異SOD1に特異的な構造を認識する抗体はALS免疫療法に役立つと考えられるが、どのような抗体が効果的で安全かは不明である。そこでSOD1の変異による構造変化の検出と効果的なALS免疫療法の開発を進めるために、10種類のmAbを作製した。抗体によって変異体に対する反応性が異なっていること、ALSモデルマウスの病変部位を免疫組織染色できることを見いだしている。これらの抗体は変異SOD1の微小構造の解析やALS免疫療法の開発に利用できると期待される。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (9件) 図書 (2件) 産業財産権 (2件) (うち外国 2件)
Chem. Commun
巻: 49 ページ: 1449-1451
10.1039/c2cc36918d
J. Biol. Chem
巻: 288 ページ: 14886-14905
10.1074/jbc.M113.451849
PLoS ONE
巻: 7 ページ: e52776
10.1371/journal.pone.0052776
Biosci. Rep
巻: 38 ページ: 539-548
10.1042/BSR20120029
Free Rad. Res
巻: 46 ページ: 750-757
10.3109/10715762.2012.673223
Neurochem. Res
巻: 37 ページ: 835-845
10.1007/s11064-011-0679-8
Neurosci. Lett
巻: 494 ページ: 29-33
10.1016/j.neulet.2011.02.047
兵医大医会誌
巻: 第36巻1号 ページ: 59-65