研究課題
基盤研究(C)
パーキンソン病やレビー小体型認知症で、臨床症状が発現する以前から蓄積すると推定されている部分凝集αシヌクレインがもたらす発火特性について細胞電気生理学的に解析した。その結果、部分凝集αシヌクレインは、細胞内カルシウムやSK型Kチャンネルに依存して、スパイク後過分極を増強して発火頻度を抑制することが判明した。この結果は、部分凝集αシヌクレインが、神経活動を抑制すると共に、神経細胞内カルシウム動態を攪乱して細胞機能障害を生じている可能性を示唆している。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (10件)
PLoS One
巻: 9 ページ: e85886
10.1371/journal.pone.0085886
Diagnostics
巻: 3(2) ページ: 210-221
10.3390/diagnostics3020210
BMC Neurol
巻: 13 ページ: 145
10.1186/1471-2377-13-145
巻: 8 ページ: e61066
10.1371/journal.pone.0061066
J Neurosci
巻: 31(31) ページ: 11100-11109
10.1523/JNEUROSCI.6752-10.2011