研究課題
基盤研究(C)
大脳基底核及び小脳が障害される変性疾患では、神経細胞変性から臨床症状に至る病態メカニズムの中で'ネットワークの機能異常'を明らかにすることが重要である。これらの皮質下神経核は直接の運動出力を持たないため、ネットワークの機能異常が最終的に運動皮質からの出力異常として臨床症状につながるからである。本研究では、トラクトグラフィーと安静時の機能的磁気共鳴画像法を用いて、皮質下神経核間の解剖学的・機能的結合を計測することで、ネットワークを評価した。その結果、パーキンソン病患者では、健常者で認められる線条体-視床前部の機能的結合が認められず、この機能的結合の障害が臨床症状の発現に関わる可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (17件) 備考 (1件)
Hum Brain Mapp
巻: (印刷中)
Schizophr Bull
巻: 40(2) ページ: 420-7
Soc Neurosci
巻: 8(6) ページ: 631-9
Brain Nerve
巻: 65(5) ページ: 573-81
Neuroimage
巻: 78 ページ: 353-62
Intern Med
巻: 52(8) ページ: 877-85
J Psychiatr Res
巻: 47(4) ページ: 548-54
JAMA Psychiatry
巻: 70(1) ページ: 12-21
Schizophr Res
巻: 141(2-3) ページ: 137-43
PLoS One
巻: 70(7) ページ: e41126
J Clin Endocrinol Metab
巻: 97(10) ページ: 3663-71
巻: 7(6) ページ: e38623
Clin Neurophysiol
巻: 123(9) ページ: 1858-64
AJNR Am J Neuroradiol
巻: 33(4) ページ: 726-32
巻: 33(7) ページ: 1741-9
巻: 6(5-6) ページ: 615-26
巻: 6(5-6) ページ: 548-58
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~neurology/