研究課題/領域番号 |
23591289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
有廣 昇司 独立行政法人国立循環器病研究センター, 病院, 医師 (10599723)
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研究分担者 |
豊田 一則 国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (50275450)
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連携研究者 |
古賀 政利 国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (30512230)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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キーワード | 糖尿病 / 脳梗塞 |
研究成果の概要 |
国循データベースでの後方視研究では,脳梗塞急性期連続1351例における糖尿病(DM)合併率は29%であった.DM合併例のtPA療法の施行率は4%未満で,神経症候の増悪例の割合も高かった.多変量解析後,DMは心房細動(AF)と共に退院時,3ヶ月後転帰不良に関連した. DM合併の急性期脳梗塞症例において,インスリンによる血糖スケール管理(SSIT)は,AF合併例,DM治療介入例や神経症候重症例に多く導入されていた.SSIT施行例では,非施行例より神経症候を改善させた割合も高い一方で,15%に低血糖(≦80mg/dl)エピソードが観察された.DM治療介入例に対するSSIT施行には配慮を要する.
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自由記述の分野 |
脳血管障害
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