研究課題
基盤研究(C)
体重は摂取エネルギーと消費エネルギーの収支によって本質的には決定されるが、日々の食事量や活動量の変動がそのまま直接に体重の変化に反映されるわけではない。本研究では、過栄養摂取時に肝臓から発信される神経シグナルが、褐色脂肪組織における熱産生を抑制し、積極的に体重増加を引き起こすこと働きを有していることを明らかにした。食事を満足に得ることのできなかった時代には生存に有利に働いたと考えられるこの仕組みは、飽食の現代において、皮肉にも肥満に舵を切るメカニズムとして働いていると想定される。さらに、このシステムの働きの違いが、肥満のなりやすさに関する個体差を規定する一因となる可能性も示した。
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