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2013 年度 研究成果報告書

新規内臓脂肪量マーカーの臨床応用

研究課題

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研究課題/領域番号 23591304
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

卯木 智  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (20378483)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード内臓脂肪 / アジポサイトカイン / メタボリックシンドローム
研究概要

我々は、5名ずつの肥満者・非肥満者での生検内臓・皮下脂肪組織を用いたマイクロアレイ解析により、肥満者の内臓脂肪において特異的に発現が増加する因子 CCDC3を新規に同定した。肥満モデルマウスにおける検討でも、内臓脂肪特異的に発現が増加しており、さらに、脂肪生検を行った43名での検討において、内臓脂肪組織における本遺伝子発現量は、BMIおよびウエスト周囲長と有意に相関したが、皮下脂肪組織における発現は相関しなかった。
この因子は、シグナルペプチドを有し、実際、培養液に蛋白が分泌されることが確認された。このことから、その血中濃度は、内臓脂肪量を推定するバイオマーカーとなる可能性がある(論文掲載)。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2011

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] CCDC3 is specifically upregulated in omental adipose tissue in subjects with abdominal obesity2014

    • 著者名/発表者名
      Satoshi Ugi, Shiro Maeda, Yoshihiro Kawamura, et al
    • 雑誌名

      Obesity

      巻: 22 ページ: 1070-1077

    • DOI

      10.1002/oby.20645

    • 査読あり
  • [図書] 新たなメタボリックシンドローム発症遺伝子同定のための網羅的研究ヒト生検脂肪組織マイクロアレイ解析と全ゲノムSNP解析を用いて, Therapeutic Research2011

    • 著者名/発表者名
      卯木智,西尾善彦,他7名
    • 総ページ数
      26-30
    • 出版者
      (32巻6号)

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公開日: 2015-07-16  

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