研究課題
基盤研究(C)
ミトコンドリア遺伝子異常を有する糖尿病患者からiPS細胞を樹立した。樹立したiPS細胞においては変異の消失と増加が認められ、各クローンは継代培養や分化においても一定の変異比率を維持した。変異を消失したミトコンドリアiPS細胞を用いれば自家移植による治療が可能である。また同一ゲノムを有しながら大幅に変異比率が異なるiPS細胞クローンが得られることから、ミトコンドリア機能の病態生理学的意義をヒト細胞において検討することで新たな治療法の開発に結び付く可能性を見出すことができた。
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