研究課題
基盤研究(C)
VLDL受容体遺伝子が選択性スプライシング機構によりO-結合糖ドメインの有無による全長型の1型VLDL受容体とO-結合糖ドメインが欠如する2型VLDL受容体の2種類の蛋白が産生されている。我々は、2型VLDL受容体が血中に存在することを見出し、ヒト血中分泌型VLDL受容体測定法(2抗体ELLISA法)を確立した。正常者5.29±1.41ng/ml、糖尿病者7.80±3.64ng/mlで、糖尿病者において血中分泌型VLDL受容体濃度が高値である症例が存在することを確認した。また、成長やマクロファージ泡沫化過程で1型VLDL受容体蛋白が優位に発現されることを明らかにした。
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