研究課題
基盤研究(C)
本研究は体内で分泌されているさまざまなホルモンが、生活習慣病の原因となる代謝臓器の炎症を制御するメカニズムの解明を目的として行った。研究内容としては、ホルモンの細胞内での作用に不可欠な受容体タンパク質を持たないマウスでの異常を解析すると同時に炎症を起こした細胞に対するホルモンの効果を検討した。研究を行った結果、男性ホルモンが細胞レベルで複雑に作用することで炎症を抑える働きを持つ可能性を見いだした。この成果をもとに高齢男性のホルモン分泌低下と生活習慣病の発症の関係を今後さらに研究していく。
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