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2014 年度 研究成果報告書

メタボリック症候群病態形成における免疫プロテアソームの役割の解明と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 23591359
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関自治医科大学

研究代表者

木村 博昭  自治医科大学, 医学部, 講師 (70593622)

連携研究者 高橋 将文  自治医科大学, 医学部, 教授 (40296108)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード免疫プロテアソーム / 肥満 / 高脂肪食 / 炎症 / マクロファージ
研究成果の概要

肥満は代謝異常をきたす危険因子である。炎症は肥満病態に関わっているが、未知の点が多い。蛋白質を分解する免疫プロテアソームサブユニットの一つであるLMP7は免疫システムにおいて重要で、リウマチや大腸炎・甲状腺炎などの炎症性疾患に関与する。肥満に炎症が関わることから、LMP7欠損マウスを利用して、肥満におけるLMP7の役割について検討した。LMP7欠損により、高脂肪食による肥満・内臓・皮下脂肪の蓄積、脂肪組織での炎症が抑制され、耐糖能なども改善された。これらの病態発現に、血球(免疫)細胞・組織細胞両方のLMP7が関与することがわかった。本研究により、LMP7が治療の対象となりうることが示唆された。

自由記述の分野

免疫学・内分泌学

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公開日: 2016-06-03  

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