研究課題
基盤研究(C)
ステロイドホルモンは発生過程のあらゆる段階において、可逆的あるいは不可逆的に作用する。その作用は個体の生物学的環境適応化を考える上で、興味深い現象のひとつである。ステロイドホルモンは中枢神経系の機能発現にも重要な役割を担っている。げっ歯類において、脳の機能的な性差は周生期にエストロゲンが働くことにより行われる。一方、アロマターゼの発現も周生期に一過性に増加し、その発現調節のプログラムは脳の性分化と深く関わっていると考えられる。今回の研究では脳の性分化のメカニズム解明の一環として、アロマターゼ遺伝子の脳特異的発現制御に関与する転写因子の解析を行った。
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Journal of neuroendocrinology
巻: Vol.24 ページ: 1367-1374
10.1111/j.1365-2826.2012.02356.x
Frontiers in Endocrinology
巻: Vol.2, article 40
10.3389/fendo.201100040