研究課題
基盤研究(C)
整形外科領域の人工関節等のインプラントや心臓血管外科の心臓の人工弁などに付着した細菌がバイオフィルムを形成すると抗菌薬が菌体に到達しにくくなり難治化する。本研究では、マクロライド系薬のクラリスロマイシンが、黄色ブドウ球菌により形成されたバイオフィルムを50%程度除去する作用を示すことを明らかにした。そこで院内感染で問題になるMRSAによるインプラント上でのバイオフィルム形成汚染モデルを作製し、クラリスロマイシンとダプトマイシンの併用処理72時間にて殺菌できることを確認した。
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