研究課題
基盤研究(C)
本研究では、我々が独自に分離した新規ピロリ菌ファージ KHP30 の溶菌活性を利用するピロリ菌除菌法の開発をめざし、それに必要な本ファージの基本的な特性(形態学的特性、生理学的特性、ライフサイクル、およびゲノム塩基配列およびゲノム構造)を確定した。KHP30は、臨床分離ピロリ菌株の約65%を溶菌可能であり、広宿主域であることからファージ療法に有用なファージであると予想された。ファージKHP30のゲノム配列を解読し、相同性検索によりホリン様タンパク質の遺伝子は推定されたが、通常それに近接する溶菌酵素遺伝子は推定されず、従来のファージとは異なる独自の溶菌システムを保有すると推定された。
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