研究課題
基盤研究(C)
Duchenne型筋ジストロフィー(以下DMD)に対し、アンチセンスオリゴヌクレオチド(以下AS-oligo)によってエクソンスキッピングを誘導する治療法の有効性を高めるために、本疾患における線維化および炎症の関与を検討した。エクソン45のスキッピングを誘導するAS-oligoの薬効動態を検討し、EC50が58.0nMであることが明らにした。さらに、DMD患者において炎症のマーカーである尿中のプロスタグランジンD代謝産物の排泄量が増加していることを明らかにした。これらの結果を踏まえ、DMD症例に対しAS-oligo投与を行い、一部の炎症性サイトカインにおいて改善傾向がみられることを見出した。
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