もやもや病患者と健常対照から得られた血管内皮前駆細胞を用い、RNF213遺伝子の関与すると想定されるpathwayのリガンドを用いて刺激を行い、MTSアッセイを用いて、細胞増殖を比較した。また、その経路の阻害剤、またRNF213をRNAiを用いてノックダウンし、同様に細胞増殖に対する影響を検討した。さらに、マトリゲル(BD®)を用いて、もやもや病患者と健常対照から得られたECFCsの血管形成能の比較を行った。これらの結果からRNF213遺伝子はある細胞増殖に関与する経路に関与し、細胞増殖に関連する遺伝子であることが推測された。研究結果については英文雑誌(査読あり)に投稿準備中である。
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