研究課題
基盤研究(C)
先天性リポイド副腎過形成症(StAR異常症)の病態を解明するために、マウスStarのプロモーター、エンハンサー下にeGFPを発現する野生型(N=7)、Star欠損マウス(N=4)の胎生17.5-18.5日の副腎からeGFP陽性細胞を集積し、マイクロアレイで遺伝子発現を解析した。Star欠損マウスでは、1,206および767遺伝子の発現が上昇および低下し、コレステロール排出、炎症応答・免疫応答に関する遺伝子発現が有意に上昇し、副腎皮質にマクロファージが著明に浸潤していた。StAR欠損状態の副腎皮質において、コレステロール排出および炎症反応・免疫応答の亢進を初めて同定した。
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Endocrinology 2012
巻: 153 ページ: 2714-2723
10.1210/en.2011-1627