研究課題/領域番号 |
23591518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
奥村 彰久 順天堂大学, 医学部, 准教授 (60303624)
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研究分担者 |
早川 昌弘 名古屋大学, 医学部附属病院, 教授 (40343206)
林 雅晴 財団法人東京都医学総合研究所, 脳発達神経再生研究分野, プロジェクトリーダー (00280777)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 自己免疫 / 抗神経抗体 / 急性脳症 / 免疫組織化学染色法 / 辺縁系脳炎 / 基底核脳炎 |
研究概要 |
近年、急性脳症における抗神経抗体の関与が注目されているが、その検出方法は確立されていない。我々は複数の方法で抗神経抗体の検出を試み比較した。自己免疫性機序の関与が疑われる急性脳症16例について、Immunoblot(IB)・ラット脳組織免疫組織染色(ラットIHC)・ヒト脳組織免疫組織染色(ヒトIHC)の3つの方法で抗神経抗体の検出を行った。IBでは5例、ラットIHCでは11例、ヒトIHCでは10例において、抗神経抗体の存在が示唆された。それぞれの結果は必ずしも一致するとは限らなかった。今回の結果では、感度ではIHCがIBに優るが、抗神経抗体の検出には複数の方法を組み合る必要があると思われた。
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