研究課題
基盤研究(C)
胎児期過栄養は成人期の生活習慣病の発症に関与している。更に、概日リズムは糖・脂質代謝と密接な関係にある。そこで、胎仔期の過栄養が成獣期における代謝関係遺伝子の概日リズムに与える影響を検討した。胎仔期に高栄養に暴露されたマウスは、コントロールマウスと比較して、内臓脂肪量の増加、および耐糖能異常・インスリン抵抗性を示した。コントロールマウスの内臓脂肪組織では、PPARgammaの発現は暗期に減少していたが、胎仔期過栄養モデルではPPARgammaの発現が増強していた。これらの結果は、胎仔期過栄養により、成獣期でのPPARgammaの概日リズムが変化し、代謝異常の原因となる可能性が示唆された。
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