研究課題
基盤研究(C)
我々はNK細胞による小児固形腫瘍への細胞傷害活性とその機構について検討した。NK細胞抑制性受容体のリガンドであるHLA class1の発現は神経芽腫細胞で他の細胞株に比較して低値であった。また、NK活性化受容体のリガンドの発現も神経芽腫細胞では低かったが、一部の腫瘍細胞では高かった。我々はNK細胞による神経芽腫細胞および悪性ラブドイド腫瘍に対する抗腫瘍活性を確認したが、ドナーNK細胞および腫瘍細胞でのHLA-Cのミスマッチによる影響は明らかではなかった。
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第54回日本小児がん学会(パシフィコ横浜)