研究課題
基盤研究(C)
花粉抗原と果物や野菜に対するアレルゲンの交差反応を証明する方法として従来からELISA inhibitionがよく知られている。しかし交差反応性の結果と臨床症状の間にギャップが生じる場合がある。今回、スギ花粉症でトマト特異的IgEが陽性の患者血清を集め、ELISA inhibitionと我々の開発した新しい方法で交差反応性を比較した。新しい方法では交差反応性の結果と臨床症状の発現の一致が見られたことから、従来法にくらべ、より生体に近い反応を反映していると思われた。
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