研究課題/領域番号 |
23591590
|
研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
吉兼 由佳子 福岡大学, 医学部, 講師 (00449927)
|
研究分担者 |
橋本 淳一 福岡大学, 医学部, 助教 (90580291)
古賀 允久 福岡大学, 薬学部, 助教 (60570801)
長 環 福岡歯科大学, 歯学部, 准教授 (90131870)
吉村 耕一 山口県立大学, 看護栄養学部, 教授 (00322248)
吉田 恭子 (今中 恭子) 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00242967)
|
キーワード | 川崎病 / 冠動脈瘤 / カンジダ / マウスモデル / JNK阻害薬 / テネイシンC |
研究概要 |
本研究の目的は、川崎病冠動脈瘤の発症•病変進展におけるJNK の果たす役割を解明し、瘤退縮治癒療法を開発することであり、具体的には申請期間内に以下の4 点の達成を目標とする。目標1;マウス川崎病モデルを作成し、冠動脈瘤病変のJNK 活性化動態を解明する。目標2;ヒト川崎病冠動脈病変におけるJNK 活性化とそれを反映するマーカー分子を検討する。目標3;マウス川崎病モデルにおいて、JNK 阻害療法の冠動脈瘤形成予防効果を検証する。目標4;マウス川崎病モデルにおいて、JNK 阻害療法の冠動脈瘤退縮治癒効果を検証する。 本年度は目標4の実験を遂行する予定であったが、モデルマウスを作成する段階で、血管炎形成率が低下し、現在、マウスを血管炎を起こしやすいと言われるDBA/2に変更し、カンジダアルカリ抽出液作成法の再検討を行った上で、実験を再開している。
|