研究課題
基盤研究(C)
カンジダ・アルビカンス標準株の菌体抽出物質4mgを、マウスC57BL/6雄の腹腔内に5日間連続投与を1週目と5週目の2クール行い、川崎病類似汎血管炎モデルマウスを作成した。またカンジダ投与開始前日にJNK阻害薬タブレットをマウス後頸部皮下に留置した。モデルマウス作成1ヶ月後に犠牲死させ、血管病変を解析した。以上をJNK投与群(J群)とし、J群10匹とプラセボ群(プ群)20匹とで比較検討した。J群では10匹中に1匹(10%)、プ群では20匹中に13例(65%)で血管病変を認めた(p<0.01)。JNKは川崎病冠動脈瘤形成に関与し、JNK阻害薬が瘤形成予防薬となりうる事が示唆された。
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