研究課題/領域番号 |
23591604
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
高見 剛 東京医科大学, 医学部, 講師 (20287147)
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研究分担者 |
石井 宏樹 東京医科大学, 医学部, 臨床研究医 (60449171)
藤岡 泰生 東京医科大学, 医学部, 臨床研究医 (30421043)
奈良 昇乃助 東京医科大学, 医学部, 臨床研究医 (70459569)
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キーワード | NIRS |
研究概要 |
我々は、近赤外線分光装置(NIRS)と心エコーを用い、脳循環、体循環の経時的変化を計測し、脳自動調節能に関して検討を行うことを目的としている。H23年度には正期産新生児、早産児の脳組織血液量(CBV)の正常値を報告した。 H24年度には、子宮内発育不全児(IUGR)、動脈管開存症(PDA)合併時、超低出生体重児が低血圧を認めたときなどの状況での脳循環の変化の検討を行い、学会で発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の計画通り、正常新生児での正常値を報告し、その後、子宮内発育不全児(IUGR)、動脈管開存症(PDA)合併児、超低出生体重児などの病児での検討が行えた。
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今後の研究の推進方策 |
H25年度は、脳循環に大きな影響を及ぼすと考えられる重症新生児仮死児についての検討を行う予定である。 また、H23年度、H24年度に国外および国内で発表を行ってきた結果を論文にする作業を行っている。
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次年度の研究費の使用計画 |
H25年度は、これまで学会発表を行ってきた内容を英語論文にするための英文校閲費として利用する予定。
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