研究課題
基盤研究(C)
培養メラノーマ細胞を用いて、3次元構造を持つ球体状のメラノーマ細胞群(メラノーマ・スフェロイド)の特性評価を行った。その結果、メラノーマ・スフェロイドは、生体のメラノーマ腫瘍塊に類似した性質を有していることが実証された。この所見は、メラノーマに対する新規治療法を開発する際に、メラノーマ・スフェロイドがより有益な情報をもたらす可能性を示唆するものである。特に、サリノマイシンと三酸化ヒ素の併用により、高い抗腫瘍効果が得られたことは注目に値する。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件)
Akita J Med
巻: 40 ページ: 143-150