研究課題
基盤研究(C)
Wntシグナル伝達系は発癌に重要なシグナル伝達系である。悪性黒色腫においてもWntシグナルの活性化が報告されている。今回の研究では消炎鎮痛薬として使用されているcelecoxibが、Wntシグナル伝達系を選択的に阻害する分子標的薬として機能するかどうかを検討した。悪性黒色腫患者切除検体を用いてWntシグナルのkey moleculeであるβ-cateninの発現を検討したところ、この蛋白の発現が認められた。さらに悪性黒色腫細胞株にcelecoxibを添加したところ、増殖抑制効果が認められた。さらに興味深いことに、β-cateninの発現量とcelecoxibの増殖抑制効果に相関が認められた。
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