研究課題
基盤研究(C)
本来神経内分泌機能だけが持つCatestatinが抗菌物質としてケラチノサイトや線維芽細胞などに発現し、さらに、皮膚の創傷と感染により過剰に発現されることが明らかになった。本研究では、Catestatinと新規の抗菌ペプチドIDRがヒトケラチノサイトや好中球の様々な機能の活性化を調節し、創傷治癒を促進することを見出した。従って、皮膚が産生する殺菌物質は体内で単に殺菌物質として働くだけでなく、ケラチノサイトを活性化することによって皮膚の感染防御、炎症反応と自然免疫に関与する可能性があると考えられる。
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