研究課題
基盤研究(C)
統合失調症の患者240名、及び健常対照者240名を対象として、統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版(BACS-J)を実施し、22q11.2-22q12.1領域の127個の一塩基多型(SNP)について網羅的解析を実施した。統合失調症と健常対照者それぞれの群別に、性、年齢、JARTによって推定した病前知能指数、教育年数を共変数にして、SNPの遺伝子型とz-scoreとの関係をPLINK 1.07による線形回帰分析を行った。その結果、DRCR2、UFD1L、TBX1, KLHL22、ASPHD2、HPS4の各遺伝子のSNPにBACS-Jの複数の項目の認知機能と有意な相関が認められた。
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