次年度の研究費の使用計画 |
平成24年度の研究では、オペラント実験箱、脳内自己刺激実験装置など、平成23年度に使用した実験装置を用いたことから、購入したものは、実験動物(ラット)、実験動物の飼育費、薬品など247,720円であり、355,660円を次年度に繰り越した。 平成25年度の研究では、動物はSD系雄性ラットを用い、報酬として餌投与群、アルコール投与群、Δ9-テトラハイドロカンナビノール投与群、および対象群の4群で、1群20匹として80匹購入する。ラットの使用数の根拠は、内側前脳束への電極植え込み手術の成功率が約75%であることから算出した。オペラント実験箱と脳内自己刺激実験の装置はすでに当実験室に設置されていることから、動物関係としてラットの購入費と飼料費が必要となる。消耗品としては、埋込型双極電極、埋込型ダストキャップ、埋込型電極ケーブル、アンカービス、フリームービングアーム、薬品としては、エタノール、麻酔薬(ソムノペンチル)を購入する。また、衝動性の実験の解析プログラム・ソフトを購入する。本年度から実験補助者をアルバイトとして雇うことから、実験補助費(時給950円)が発生する。以上の研究経費として、平成24年度の繰り越し金355,660円と、平成24年度の研究経費800,000円の合計である1,155,660円を計上する。 平成25年度までの研究を発展させて計画された平成26年度と27年度の研究費については、平成26年度は動物実験費として500,000円、平成27年度は臨床研究費として600,000円を計上している。
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