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2016 年度 研究成果報告書

月経前不快気分障害の病態発生に関した前方視的調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23591702
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関三重大学

研究代表者

岡野 禎治  三重大学, 保健管理センター, 教授 (90169128)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2017-03-31
キーワード月経前気分不快障害 / 分娩 / 好発時期 / 危険因子 / マタニティー・ブルーズ
研究成果の概要

この研究の目的は、産褥期に発現する月経緊張症(PMS)および月経前不快気分障害(PMDD)の有病率を調査した。方法:218名中200名の妊娠女性の社会心理的データ、既往のPMDDとPMSを調査した。結果:分娩1年後のPMDDの有病率は7.3%、中等度・重度のPMSの有病率は8.1%であった。PMDD女性の中で2名のみがPMDDの既往歴があった。PMDDの女性では、妊娠期のHADS不安尺度、HADSうつ尺度、EPDSの値が有意に(p<0.05)高かった。結論:PMDDの多くは、分娩後に初めて生じた例であった。こうした背景には、産褥期のホルモン変動がPMDDの発現に寄与していることが示唆された。

自由記述の分野

内科系臨床医学・精神神経科学

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公開日: 2018-03-22  

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