研究課題
アルツハイマー病の中心病理は脳内でのAβの蓄積である。Aβ蓄積の抑制または除去はアルツハイマー病の根治的治療になると考えられ、多くの大規模な臨床研究が行われている。しかしながら、これらすべてのアルツハイマー病根治療法の臨床研究は失敗に終わっている。我々はアルツハイマー病の中心病理である脳内Aβ蓄積量がマウスストレイン間で大きく異なることを見出した。マウスストレインの差異をトランスクリプトーム解析するというこれまでにない研究戦略を立案実行し、Aβ蓄積修飾因子KLC1 splice variant E(KLC1 E)の同定に成功した。
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PLoS One
巻: 8 ページ: e58618
doi: 10.1371/journal.pone.0058618