研究課題
基盤研究(C)
睡眠状況、特に午睡の有無について質問すると、多くの認知症は否定的な回答をする。しかし、「午睡をする」と回答したものは、全例家人の回答と一致し作話を認めなかった。睡眠状況についての自・他覚的評価が一致する場合には作話を認めず、ものとられ妄想の出現も少ない。自覚的なうつを評価するGDSにおいては、抑うつ傾向は作話なし群の方で高い傾向にあった。経過中に作話が出現した3例では,GDSも下がっていた。ビタミンB1、B12値は3症状の有無とは相関は認めないが、作話なし、取り繕いあり群では、正常範囲ではあるが葉酸が低値であった。また、3例中2例は初診時のB12が低値であった。
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