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2014 年度 研究成果報告書

レビー小体型認知症の臨床経過の縦断的調査研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23591717
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関熊本大学

研究代表者

橋本 衛  熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (20452881)

研究分担者 池田 学  熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (60284395)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードレビー小体型認知症 / 臨床経過 / 症候学
研究成果の概要

本研究は、レビー小体型認知症(DLB)の臨床症候の長期経過を調査することを目的とした。16例のDLB患者を前向きに2年間調査した縦断的研究では、DLB患者の認知機能は、薬物治療により1年間は維持されるが、2年後には薬物治療を継続していてもベースラインより悪化することが示された。一方精神症状については、アルツハイマー病では認知症が重度になるにつれて精神症状が段階的に悪化するのに対して、DLBでは病初期から激しい精神症状を認めるが、認知症が重度になっても精神症状の程度はほとんど変化しないことが明らかとなった。これらの知見は、DLBに対する適切な治療やケアを実施するために重要な知見と考えられた。

自由記述の分野

老年精神医学

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公開日: 2016-06-03  

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