研究課題
基盤研究(C)
前頭側頭葉変性症では様々な食行動異常が生ずることが知られているが、その臨床亜型の一つである意味性認知症(SD)の食行動異常に着目した研究は少ない。今回われわれは19名のSD患者を対象に、評価尺度を用いて食行動異常を嚥下、食欲、嗜好、食習慣、その他の5つに分けて評価し、それぞれの行動とSPECTによる局所脳機能低下との関連を検討した。解析は、食行動評価尺度のそれぞれの得点と、SPECTの半定量法によるROI(小脳比)について罹病期間を共変量とした偏相関分析を行った。食欲亢進は右前頭葉の、嗜好の変化は両側側頭葉の機能低下と有意に関連していることが示された。
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